90年代生まれの台湾人女子の特徴(恋愛編)
・あなたの友達はわたしの友達
台湾人に限らず、中国人や香港人カップルは、お互いの友達を紹介し、仲良くなるのが当たり前の習慣として存在する。
日本人は「自分の友達は自分の友達」「恋人の友達は恋人の友達」、
さらには「中学の友達」「高校の友達」「趣味つながりの友達」と友人をカテゴライズして別けて考えがちだ。
そのため、そのため彼女達は、日本人の間では、暗黙な不可侵なゾーンにも堂々と踏み込んでくる。
日本人の友達と電話で話していると・・・
台湾人(元)彼女「私にもその友達、紹介して!」
日本の学生時代の集まりに行こうとすると・・・
中国人彼女「私も行きたい!」
この様に日本人からすれば、「重い女」と認定されかねない行為だが、
中華圏ではこうやって友情を広げていくのは当たり前の文化としてある。
ここで拒否すると浮気を疑われてしまうので注意が必要だ。
台湾人女子は日本や中国のことをどう思っている?
最後に台湾人女子は日本のこと、そして台湾を語る上で欠かせない中国のことをどう思っているのかについて書いていこう。
日本のことについては、アジアの国々で下記の様なことがよく言われる。
台湾人(元)彼女「ドラマや音楽は韓国、アニメや漫画は日本ってイメージ。」
多くの台湾人女子もこの例外ではない。
アニメや漫画を好きなら、日本文化に興味を持ってくれている台湾女子はいるし、10万人あたりの日本語学習者が韓国に次いで多いというデータはある。
しかし、それ以外の大多数の台湾人女子から見れば、日本は数ある海外の国のうちの一つでしかない。
日本で台湾は「親日」という言葉で形容されるが、「日本人だから」と言って特別な扱いをされたり、
モテたりすることは普通はないので、過度な期待はしない方が良いだろう。
では中国についてはどうであろうか?
中国と台湾の関係はとても複雑だ。
その歴史はここでは説明しないが、中国は「台湾は中国の一部」と主張し、日本政府を始め、世界の多くの国では表向きこの主張を認めている。
自分の中国人の彼女も「台湾は中国の一部でしょ!!」と譲らない。
それでは、今時の20代の台湾人女子達は中国のことをどう思っているのだろうか?
台湾人(元)彼女「中国政府はあまり好きじゃないけど、中国人は嫌いじゃないよ。」
台湾の友人A「マナーのない中国人観光客はどうかと思うけど・・・仲の良い中国人の友達もいるよ!」
台湾の友人A「特になんとも思っていないけど、自分たちは中国人っていう意識はないよ。」
中国人が「台湾は中国の一部」と考えるのと反対に多くの台湾人はそう思ってはいない。」
だが、中国政府にはあまりいい感情は持っていないものの、自分の周りでは中国人と個人的に友情を育んでいる台湾人も多い。
SNSを使って、簡単に国や文化を超えて人と付き合える環境で育った現在の若者らしく、
「国と個人は別」と分けて考えている子達が多い様だ。