中国人の子供に対する教育
ちょっと前に中国のネット上で話題になったのが日本人の教育について。
日本の自動車に取り付けられた車載カメラで撮影された動画がメディアに取り上げられました。
その動画は日本人の子供たちが横断歩道を渡った後に自動車の運転手に向かってお辞儀をしているというものでした。
これを見た中国人は「中国人のマナーは日本人の子供にも敵わないのか・・・」と話題になったんです。
日本ではよく見かける光景なのですが中国では歩行者に対して自動車が停まってあげるなんてことは考えられません。
中国人にとっては自動車が歩行者のために停まることも驚きですが、その歩行者、しかも子供がお礼をするなんてことも驚きだったのでしょう。
日本人が子供に教育する時に挨拶はとても大事だと教えますね。
何かをもらったら「ありがとう」と言うのは当然ですし、悪いことをしたら「ごめんなさい」と謝る。
この動画の子供も道を譲ってもらったのだから感謝の気持ちを込めてお辞儀をしたのだと思います。
でもこれって自分のためではなくて相手のためなんですよね。
日本人にとっては当たり前のことなのですが中国人にとっては驚きなんですね。
感謝をすれば相手も気分が良くなりますからね。
中国人は子供に対して日本でいうところの教育はほとんどしません。
例えば子供が棒で近所の子供を殴ってしまったとします。
殴られた方の親が怒鳴り込んできても「たまたま棒の近くにあなたの子供がいたんでしょう」とか「そんなことは知らない」とか言って絶対に謝りません。
それを見ている子供はどう思うでしょうか。
悪いことをしても言い訳をすればいいんだ!と思うのではないでしょうか。
まとめ
中国のネット上では日本人の民度の高さについて話題になることが多いです。
毎回「こういうところは日本を見習うべきだ」と盛り上がっていますが実際に実行する人はほとんどいないのでしょうね。
私の妻も出会ったころは酷い物でした・・・。
でも毎日のように「ゴミはゴミ箱へ」とか「ちゃんとお礼を言う」とか「列にきちんと並ぶ」と言っているうちに実行するようになり癖になってきました。
中国人の性格が自己中なのは親の教育のせいですが、
正しいことを繰り返していくうちに私の妻のように当たり前のように他人のことも考えられるようになると思います。