もう会えない・・・第3話

前回のコラムの続きです。

■たった2日間の二人だけの生活・・・また会いましょう

おかゆを食べて、お昼頃まではゆっくりお互い自分の時間を楽しみ、お昼ごはんは近くの定食屋に行きました。

そこでは、お互いをあまり知らなかったので自己紹介かねて、いろいろお話をさせて頂き、その後は道頓堀の観光船に乗りに行きました。

観光船では、私はあまり目新しいものもなかったので、ちさちゃんとお話・・・

すぐに私の家に帰ってもお話・・・ちさちゃんの九州での生活、中国での生活、人間関係・・・最後にはビザまで見せてもらい、あぁ久しぶりに嘘のない中国人に会ったなぁという思いになりました。

一番びっくりしたのは、九州で働いている給料・・・10万もない状況で数人の相部屋で生活・・・

日本に来る前は、もう少しあるみたいなことを言われていたらしいですが、結果的になかったようです。

本当に世の中はいろいろなことがあります。

そして、明日は朝9時くらいの新幹線で帰るということで話がまとまり、その日は夜ご飯を食べたあとからずっと一緒の布団で一緒におりました。

この時に初めて分かりましたが、もともと悪戯好きのちさちゃんというのが本来の姿らしく、布団に座って携帯を触っていると、全体重をかけて背中に乗って来たり、飲み物を取りに台所に行くと、首にぶら下がっていくのをさえぎったり、お茶を飲むときは「少し頂戴」と言っては全部飲んじゃったりと・・・様々な悪戯をされました(笑)

かと思うと、甘えてきて、膝に寝転んだり、腕枕してという感じで強制腕枕をさせられたり、そのまますぐに寝てしまったり・・・そのあとは、腕がいたくなって離そうとすると、起きちゃいましたが・・・

この後は、大人の時間を一緒に過ごして・・・そんな、数年ぶりの甘い生活を数時間だけ過ごさせて頂き、また会おうねという約束をして、ちさちゃんは元の九州へと帰って行きました。

 

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